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待望の発売日!だったはずが・・・。 [たまごの本棚]

シベリア鉄道1936年―ささやかなセンチメンタル・ジャーニー

シベリア鉄道1936年―ささやかなセンチメンタル・ジャーニー

  • 作者: こうづ よしこ
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本

今日はokkoさんの本の発売日である。昨夜は午前0時になるのを今か今かと待ち構えとって、アマゾンに注文しただで!(別に午前0時になるのを待つ必要もなかったと思うけど、ま、気分の問題ですがな、気分の。「午前0時ーッ!よっしゃー!発売ーッ!」と叫びたかっただけだで)

タマゴ、義理で本を買うことはせん。なにしろ溢れる本で家が傾いとるだけ。ウズラからブーブー文句を言われとるだけ。タマ母も「おまえが死んだら、この本はどーしたらええだらぁ?燃やすっちっても、本はなかなか燃えんっちゅうしなぁ・・・」と嘆息しきりなだけ。(勝手に殺すな)よってに、本屋とスーパーでは吟味に吟味を重ねるだで、タマゴは。つまり、この本は積極的に読みたかったわけです。

本が届くまでしばらくかかりそうだけども、読む前から善い本だということがわかっとるだで。まず、文章がよいのは間違いない。それはokkoさんのブログやHPのエッセイを読めば、わかる。抑制の効いた文章で間然するところがない。誰ぞのダラダラブログとはエライ違いである。(はて、誰のブログでせう?)

そして内容についても、アマゾンにアクセスして目次を確認してもらったらええですが、こら、たまらんで。シベリア鉄道やらヘルシンキやら全くのタマゴ好みである。(ちゃなこといっても、タマゴは海外経験皆無、だで)

この本はokkoさんの半自叙伝でもあるわけですが(おー、キクチカンみたいだ)、タマゴ好みのアゴタ・クリストフの『二人の証拠』に出てくるこんな台詞を思い出しましたがね。「人はみな一冊の本を書くために生まれてくる」。(okkoさんは一冊どころでないけど)

ところで、アマゾンサイトのokkoさんの略歴によると、okkoさんはR大英米文学科のご卒業である。おー!そうだったんか!(♪せんぽーる うぃる しゃいん とぅないっ せんぽーる うぃる しゃーぃん♪ あるいは ♪かーみともに いまーしてー♪)

R大といえば、野球好きな人なら砂押門下の大沢、長嶋、杉下と連想するだろうし、テレビ好きな人なら徳光、みの、古舘と連想すっでしょうな。映画好きな人なら・・・・キリがないがな。ちなみにタマゴはディックミネ、灰田勝彦と連想したで。

♪おーダイナ 私のこいびぃぃとぉ♪ とか

♪泣くな妹よ 妹よぉ泣くな♪ とか

♪清水港のめぃいぶつぅはぁ お茶の香りぃとー 男だぁてぇー♪ とか

♪雨が降ってたー しとしぃととー 或る日の午后のことぉだぁぁったぁー♪ とか(以上ミネさん)

♪野球小僧に会ったかいー おーとこらしくて純情でー♪ とか

♪燃える希望だ 憧れだ きらめーく金の星ー♪ とか

♪紫けむぅる しんーせつぅのー♪ とか

♪友と語らん 鈴懸のみちー♪ とか。(以上勝彦さん)  (←歌はもうええぞ)

タマゴ、R大には何度か入ってみたことがある。鈴懸の径はたしか正門を入って左だったような。最近、タマゴ、鈴木章治とリズムエースの『鈴懸の径』をよく聴いたりしとる。20年前にLPから録音したカセットテープだけども、軽快なクラリネットがスウィングする、する。実に気持ちええ。

 

(ここでこの写真が役立つとは!)

いやいや、それだけでないど。タマゴ、このガッコを受験したことだってあるだで。タマゴ、なにしろ勉強が出来んかったけ、どこぞ自分の得意とする科目ばっかしで受験できるガッコはないか、と探しとった。タマゴ、文学部脂肪死亡志望だったですが、どこもかしこも歴史やら地理やらがあっだ。タマゴ、忘れるのは得意だけど覚えるのは苦手だけ、そーゆー科目は避けたかった。

しかし、探せばあるもんですな。R大の文学部には一般的な科目で受験するAタイプと英語、国語、小論文だけのBタイプがあった。(英語と小論文だけだったかも?)Bタイプの定員は25名くらいとやたら少なかったけども、小論文の配点が過半を占める変則コースで、まさに変態タマゴにはうってつけだがな!と思っただで。

小論文ならオチャノコサイサイ、だがな。どんな題材を出されても書けるがな。こう見えて、タマゴ、当時は要領よく文章をまとめるのが得意だっただ。(今は見る影もないな)いったん出来上がった文章でも、ちょっと表現を変えたい箇所があったりすると、そこだけ消しゴムで消して、字数ピッタリに別の表現に変えたりするのを得意技としとった。だけ、タマゴ、勝利を確信しただで。(♪せんぽーる うぃる しゃいん とぅないっ!せんぽーる うぃ しゃーぃん♪)

小論文のお題はたしか「老いについて」だか「老いるとはなにか」だか「老いの意味」だか、ともかくそーゆーものだった。このお題を見たとき、タマゴ、またしても勝利を確信したで。ヒラメクものがあった。それはスモーレスリングだ!もー、こげなもん、自動書記だで。

で、タマゴ、枕に大相撲をもってきた。大相撲は力士が30歳過ぎで引退して親方になると「年寄」と呼ばれる特異な世界である。ここから説き起こして、現代日本社会における老いの意味について書いたらぁかい、と思った。R大、ビックラこくなえ!ブンブン、腕が鳴るのー!と勢い込んで書きはじめた。

しかーし!タマゴはジューダイなことを忘れとっただで。それは・・・・タマゴ、相撲のことになると話が止まらんようになるクセがあっただ。「角聖と謳われた双葉山は69連勝が途絶えるや、まさかの連敗、『われ未だ木鶏たりえず』の名文句を吐いたのであった!(ベン、ベン!)」ちゃな調子で書いとったら、ほんに自動書記になってしまって、アッちゅう間に字数オーバーしてしまっただで。(うーん、この性癖は現在のブログにも連綿と・・・)

ありゃ。相撲の話ばっかし書いとって、ひとーっつも老いについて書いとらんがな。はっきし言って、これだぁ相撲好きの爺の与太話と変わらんがな。

けども、今更書き直す時間もないし、いや、時間はあったかもしらんけど、書き直すのはたいぎー、と思った。ま、ええだ。で、そのまま提出しただで。これで、タマゴを受け容れるようなことでもありゃあ、R大もなかなか懐が深いわい、と思いつつ。

合格発表の日、友人のIK君とNN君が付き添ってくれた。二人ともマジメが人物で、タマゴのようにフマジメな人物の行く末を案じてくれとっただ。しかし、合格発表の掲示を見たタマゴ、

「あ、ないない。やっぱりない」とあっけなく掲示板から立ち去っただで。(♪かーみともに いまーしてー♪)

両君、慌ててタマゴを追いかけ、「もう一回、よぉ確認してみんでもええだか?あんた、小論文、得意だっただら?」。しかし、タマゴ「ないない。自信をもって、ない。断言してもええが、ありえんな!」。

さすがに両君、呆れてしまって「しかし、不合格でだっちゅうのに、これだけアッサリしとるモンも珍しい・・・」と言った。「わしらには、とーてー理解できん・・・」とも言った。ダラズこけ。相撲好きの爺の与太話で合格しとったら、こっちがビックリするがな。

というわけで、タマゴはokkoさんの後輩になり損ねただで。実に残念だ。お姉さまーっ!せめて御本を読んでお姉さまをお慕い申し上げまする。(♪ごーな てーく あ せんちめんたじゃにー ごーな せっ ま はーたぁっ いーず♪←歌はホンニもうええぞ)

*ちなみに、この記事は昨夜書いて、アップしようとしたら、消えてしまっただで。最後にタイトルを書いて、なぜか「ENTER」キーを2回押してしまっただ。そしたら、全部消えた。まぁ、いつものことだけども、さすがにダラダラ書いて疲れとるので、そーゆーときはあっさり諦めることにしとるです。が、今回ばかりは「もう一回書いちゃるでー!」と気を取り直して書いただで。しかし、だいぶ昨夜の記事とは内容が変わっとるな、どーも。なにしろ昨日、なにを書いたかスカーッと忘れとったもんだけ。  

で、今頃カレンダー見て気づいたですが、今日は16日だがな。ちゅうことは発売日は15日だったけ、昨日だがな。ちゅうことは、昨夜午前0時の大騒ぎはいったいなんだっただらぁか・・・・。ひとつも意味あらせんがな。ダラっだ!(=ダラズですね)


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桜蘭

あぁ~おもしろかった(*^。^*)
歌もよう歌ったな~♪音がなかったけんよかったわ~^^;
okkoさんの本は私も予約したで。早~くこ~い恋~okkoの本~♪
タマゴさんも本出したらえがな。桜蘭は10万部買うで(~o~)
by 桜蘭 (2006-05-17 21:56) 

温泉たまご

ぜひタマゴの美声を聞かせてあげたかったですなー。
ちなみにタマゴの友人には「美声」を「びごえ」を言っとったモンがおった。「僕のビゴエを聞かせてあげよう」ちゃなんで。カレは音楽大学に進学し、今では中学校の音楽の先生だ。中学生に「もっとビゴエで歌うように!」ちゃなんで言っとらぁせんだらーか。
okkoさんの本、届くのを一日先週(千秋、でない)の思いで待っとるです。
ちなみに、タマゴには本を書くちゃなことはできんな。あまりにもアキッぽいし、体力もない。おまけに内容的に書くこともなし。しかし、10万部には魅力あり。
by 温泉たまご (2006-05-18 00:57) 

okko

温タマさまさま
まあ、私の本をまだ読みもせんうちから、宣伝してくださり、感謝しとります。1900円、捨てたとおもって堪忍してください。
長嶋後輩、大沢同期、ついでに野際の陽子ちゃんも同期ですで。話したこともないですけど。あちら、当時から勉強よりもお化粧に熱心じゃったとか、okkoには向かん。ひたすら勉強一筋だったでね。
いかんわ、これでokkoの半生、バレバレじゃ。たまさんのブログ全部集めたら立派な本になりますで。すでに10万部売れちょりますでね。
by okko (2006-05-18 20:58) 

温泉たまご

おお!大沢同期!野際同期!とは!畏れ入るほかなし、ですなー。
本はまだ届かんです。いったいアマゾンはなにをしとるんだ!
ちなみに紀伊国屋ウェブで「シベリア鉄道」と検索すると、okkoさんの本がトップで表示されとりました。やるもんだぞなー、紀伊国屋。
タマゴブログを本にする。メッソ-もございませぬ。
もしもタマゴが編集者だったなら、分量を10分の1に縮めて、5回ばかり書き直させtた挙句、ボツにしますな。与太話は本に向かん。
by 温泉たまご (2006-05-19 23:54) 

えいこう

私はもう読みましたで。さる極秘ルート(そんな大げさなもんじゃないが)から入手して。でもって、記事にもしましたがな。
面白かったですぞ。一気に読んでしまいましたがな。是非是非、楽しみにお待ちを。
そうだ。タマゴさんの文章も、立派な本になりますがな。オモシロイで~。^^
by えいこう (2006-05-20 00:27) 

温泉たまご

さては!okkoさんからの献本か?
タマゴのとこにはまだ届きませんでー。アマゾン、なにしとるだらぁ~。
それにしても、タマゴブログ、いったいどげな本になると言いんさるだ・・・・。
どっからどーみても、ムリというものですで。さすがに自分でもそれだけはハッキリと分かる。
by 温泉たまご (2006-05-20 22:51) 

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