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江戸東京《奇想》徘徊記 [たまごの本棚]

昼からウズラと映画見物に出かけようと思っていたら、古い友達から電話があって、
「昼飯、一緒にどうだ?」。
友人、日頃から出張続きで、同じ鳥取に住みながら、なかなか会う機会がない。
この機会逸すまじ、とばかり映画見物は延期して馳せ参じました。
雨の降るなか、男同士の相合傘で、天丼など貪り喰らい、
さて油モノを食べた後はコーヒーだ、とまた相合傘で喫茶店へ。
(無論、傘は友人のものです)
帰宅して、さてウズラと映画に、と思ったけれど、どうもそういう力が湧いてこない。
雨も降っていることだし、今日は買い物だけにして映画はまた今度、と
二人でスーパーに出向いて、米やら肉やらを買い込んだまではよかった。
しかし、どうも物足りない。
というわけで、近くのビデオ屋さんに立ち寄って古本コーナーなど覘いてみても、
さして欲しい本があるわけでなし。
仕方ないから帰ろうか、と思っていたら、珍しくウズラが
「本屋さんに行きたい」。
これは大変稀有なことですね。
ウズラ、日頃からタマゴの本屋巡りに付き合わされるのにウンザリしている。
どうやらよほど探したい本があるらしい。
そこで、付き合って新刊屋さんに入ってみても、
こちらは目的がないので、ただ店内をブラブラするばかり。
収穫なしでも別によい、と虚心坦懐に棚を眺めていると、
あるものですね。ぴたりと気持ちに合う本が。
はっきし言って、ジャケ買いです。
もちろん著者が著者だから、ということもありますが。
おかげで今宵の無聊が慰められました。
 
江戸東京《奇想》徘徊記

江戸東京《奇想》徘徊記

  • 作者: 種村 季弘
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 文庫

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コメント 4

okko

この本、ワタシも衝動買いしそうになりましたで。
こんお方は、江戸学の大家ですか?
んでも、別にもっと面白そうなのがあったから、やめた。感想、お聞かせを。
うずらさんは何を買った?
by okko (2006-09-07 14:42) 

えいこう

お~。久々の更新ですな。
こういった類の本には、興味があります。しかし。作者はおいといて、出版元が……。^^;
by えいこう (2006-09-08 20:50) 

okko

追伸  見ましたで。「屁鳴り」くん、いや~、ダラダラと・・・じゃない、マジメに細かく書いておられますな。あれじゃー、ソネ風呂に浸かっているひまはありゃーせんわ。 たまには、昭和8年仲間の近況もお知らせください。。
by okko (2006-09-09 11:03) 

温泉たまご

okkoさん。
感想は最後の一行に尽きます。暇つぶしにはよいです。
種村氏は江戸学の大家ではありませぬ。
俳諧、でない徘徊の大家です。(惜しい人をなくした)
ウズラは阿川佐和子が表紙になってる着物雑誌を買っとりました。
昭和8年仲間は、先日またしても雅山のインタビューを見て
「わりと日本語がうまいがな」と言っとりました。つける薬なし。

eikohさん。
ま、出版元はおいといて。
okkoさんとコンサートにご一緒されたそうで。
親子コンビ、よいですなー。
by 温泉たまご (2006-09-21 22:14) 

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