タマ母入院騒動記

今週からタマ母が入院。

入院初日、ぜぇぜぇと呼吸が苦しそうなタマ母をみて、
担当医「呼吸が楽になるように、吸入でもしてみますかね？」
タマ母「ええーっ！いけん、いけん、わし、いけん、それ」　（狼狽するタマ母）
担当医「吸入ですけど？ダメですか？」　（怪訝そうな医師）
タマ母「いけん、いけん、わし、牛乳飲めんですだが！」　（かたくなに拒否するタマ母）

さらに看護師さんに家族構成について尋ねられたタマ母、
「あ、これです」。
ベッドの周囲にいるタマ爺、タマゴ、ウズラを指差した。
（わしらぁ、ひとからげで「これ」かい！　ＩＴと呼ばれた家族・・・）

看護師さん「あ・・・・ええと・・・ご主人と・・・息子さん夫婦・・・でいいですか？」
タマ母　　　「ええ、ええ」
看護師さん「ほかに・・・お子さんはいらっしゃいますか？」
タマ母　　　「ええ、ええ、はい」
看護師さん「ええと・・・何人ですか？息子さんですか？娘さんですか？」
タマ母　　　「・・・・・・？・・・・子供はこれ一人ですけど」
また「これ」かい！だいたい、ほかに子供がどこにおるだい！？
いつの間に兄弟姉妹ができたか、と魂消たがな。

実はタマ母、なにごとにつけ質問に弱いのです。
攻めるときは無類の強さを発揮するが、いったん守勢にまわると実に脆い。
卓球でいえば、前陣速攻型。
ちょっと突っ込んだ質問でもしようものなら、
すぐタマ爺を顎でしゃくって「おとーちゃん！」と助けを求める。

風上に立つとやたら威張りちらし、
風下になると即へりくだるのが常のタマゴ、どうやらタマ母に似たようで、
やはり前陣速攻を身上としとります。　あとは野となれ山となれ。　思考停止型とも言ふ。

コメント 4

ストレートに言えないタマゴさんですが、お母様のこと、心配ですね。
どうか、お大事になさって下さい。

ところで、僕もお母様とたまごさんのような性格かな。
ただし、サラリーマンを卒業？！して自営業となってからは、他人様＝
お客様は神様なので、努めて冷静を装っていますけどね。
by horigon (2007-06-28 08:11) 

タマ母さん　お大事に・・・　侘びも一寸似てるかな～

要らん事は饒舌やけど、肝心の時は・・・ム・ム・ム～

お見舞いのナイスです。
by 侘び助 (2007-06-28 09:39) 

で、肝心の昭和８年は、どうされましたの？
記事にするくらいだから、余裕かな？
ワタシ？モチロン、控えめですがね。
「これ１人です・・・ホントはもうひとり欲しかったんだけどねえ～。これ、１人で、それがまたダラズなもんで困っております」ぐらいは付け加えるかな？
お大事に。キュウニュウ＝ギュウニュウ、座布団３枚！
by okko (2007-06-28 10:02) 

☆horigonさん。
ありがとうございます。
タマ爺の入院には慣れていますが、タマ母の入院は３０年ぶりなので、
ちょっといつもと勝手が違いますね。
タマゴはあまり心配はしていないのですが、
タマ爺が猛烈に心配していて、ほとんど恐慌状態です。
１日２回、病院に通ったりしています。

☆侘び助さん。
そうそう、タマゴがタマ母と違うのは、
質問されてもペラペラ喋るところでした。
もっとも、その回答はつねにピントはずれなのですが。
お見舞いいただき、ありがとうございます。

☆okkoさん。
まぁ、今のところ検査ですから。
家にいるときはかなりシンドそうだったのですが、
病室ではすっかり寛いだ様子です。
先日、モゴモゴ言っていたところによれば、どうやら
タマゴが横からギャーギャー言わないだけで、
ずいぶん気楽なのだそうです。
あまりハッキリ言わず、モゴモゴ言っていたのは、
ハッキリ言うと、タマゴがすぐ激昂するからです。
もちろん「このダラズが・・・」などとポロッと洩らそうもんなら、
「な、なにー！もう１回、言ってみー！」
「なんべんでも言ったるわー！このダラズがー！」
「な、なにー！もう一遍、言ってみー！」
「おー、言ったるわー！こーのダラズめがー！」
「な、なんだってー！聞こえんわーい！もう一回だけ言ったってみー！」
といった醜い応酬が延々と繰り返されること、間違いなし。
ザブトン３枚、謹んでお受けします。
「ヤマダくん！全部とれ！」と言われぬよう精進します。
by 温泉たまご (2007-06-28 23:41)