抜けてますから [たまごのつれづれ]
先日、あまりに歯が痛くて眠れないので久々に歯医者さんへ行きました。あんぐり口を開けたたまごを覗き込んだ歯医者さん、いきなり「あ、これはひどい。抜きますね」。
ぐりぐりぐり。「あ、力を抜いてください」。そんなこと言ったって自然と体に力が入ってしまうのよ。「もっと楽に。力を抜いて」。麻酔が効いてるとはいえ、ぐりぐりされるとどうしても・・・。「楽にして。力を抜いて」。だから、それは無理な注文・・・。「あの、もうとっくに抜けてるんですけどね」。・・・そうだったの。早く言ってよ。
診察室を出て待合室で会計を待つ間、ふと股間に目をやると・・・「社会の窓」全開(!)でした。いくら体に力を入れていても、股間が全開では・・・。たまご、やはり抜けてます。
ちなみに歯医者さんは女の先生でした。
妻の言い分 [たまごのつれづれ]
しかし、卵には気になることがひとつだけあって、それは小冊子講読の附録として本屋さんが付けてくれるトーハンの『新刊ニュース』。新聞の書籍広告には眼を光らせているつもりでも、どうしても見落としてしまふことがあります。そんなとき、この「新刊ニュース」は実に重宝する。特に、値段が安い、場所を取らない、携帯に便利、といった理由で卵が偏愛する文庫本の新刊情報が巻末にまとめられているあたり、実に実に重宝する。だから、鶉に反論しました。
「冊子の講読はやめてもええけど、そうなると『新刊ニュース』が手に入らんようになる。あれは、あの本屋さんの店頭には置いてない。『新刊ニュース』は冊子講読のおまけとして付けてくれているわけだから、あれを入手するためにも講読をやめるわけにはいかん」。実に論理的であります。この卓抜した論理にさぞや鶉も納得するであろう、と思いきや・・・。
「あんなもんに眼を通すけ、買う本の量が増えるだが!このままだと家中ゴミだらけになる!」。実に実に論理的な言い分です。しかし、それにしてもゴミはないだろ。そもそも結婚前は、「本を読むのは私も好き」などと言っていたではないか。そう反論すると、鶉曰く「ものには限度っちゅうもんがある!解約の連絡は私がしとくで!」。まことにセチ辛い世の中になったものです。
生き馬の目を抜く [たまごのつれづれ]
しかし、「住めば都」とはよく言ったもので(実際に東京は都なのですが)、知り合いが増えるにつれ、なかなか人情味のあるところであることがわかりました。そんな或る日、卵は迂闊にも京王線の電車のなかに忘れ物をしてしまったのです。忘れ物は鞄。一切合財が入った鞄。それなしでは明日から生活していけない、という鞄。さすがに諦めましたね。「東京は生き馬の目を抜くところ」というHG先生の教えが脳裡を駆け巡りました。
諦めモードで、一応、京王線新宿駅の遺失物係を訪ねてみると。驚いたことにありましたがな!鞄が。ナカミもそっくりそのまま届けられてました。財布のなかの現金やカードもすべて手付かず。「よくも、まぁ・・・」と呆れると同時に、親切に届けてくださった方に感謝しましたが、「東京もなかなか捨てた街ではない」と思うばかりでなく、「卵の悪運もなかなか捨てたものではない」と思ってしまったのは、いつもの身勝手。
HG先生も定年退職されて、およそ10年。今は晴耕雨読の日々だそうです。お会いすることは滅多にありませんが、年賀状のやりとりだけは続いています。今年、「高校時代の不勉強を恥じつつ、昨年来、徒然草を読んでおります」と認めたところ、お返事に先生独特の金釘流の文字で「小松英雄『徒然草抜書』を読むべし」とありました。いつまでも先生の生徒でいられることの喜びを噛み締めつつ、よくよく考えてみたら、先生の教わったのは高校1年の現国だけで、古典を教わったことは一度もありませんでした。(爆)
「始めるに遅すぎるといふことはない」と言います。「古典の味わいは不惑に達して後、はじめてわかる」とも。事実、徒然草はべらぼうに面白いのです。
便通の条件 [たまごのつれづれ]
みなさんは便通に悩まされることはありませぬか?
タマゴはよく悩まされます。
もっとも、タマゴの場合は便通が良すぎるところに問題があるのですが。
以下、話が相当尾籠にわたりますので、かなり用心して先へお進みください。
できれば、このまま引き返されることをオススメします。
忘却の淵より [たまごのつれづれ]
新年、おめでとうございます。
めでたく厄年を迎えたタマゴです。
しばらくご無沙汰しまして、すみませんでした。
突然更新が途絶え、タマゴ家になにか異変があったのではないか?
とご心配いただいたりしましたが、(それに気づいたのは今日・・・)
実際のところはなんの異変もなく、
というか相変わらず異変だらけ、といった暮らしぶりです。
あまりに連続する異変に(主たる要因はもちろんタマ爺)
ブログ作成が追いつかず、つい諦めの境地になってました。
一度諦めてしまふと恐ろしいもので、ブログの存在自体を失念しておりました。
今年は忘却の淵に沈まないよう、気をつけます。
先生とタマゴ(要・目薬もしくは撤収) [たまごのつれづれ]
今日、高校時代の恩師を訪ねました。
先生のお宅にお邪魔するのは、2年ぶりくらいでせうか。
去年、同窓会の関係で何度もお会いしてましたし、
時折、お手紙やお電話を頂戴するので、
あまり久しぶりという感覚はありませんでした。
しかし、歳月は確実に流れていました。
先生の書斎は、以前に比べ、ますます本で溢れていたのです。
タマゴ、奥様のご苦労を思い、また自分自身を重ね合わせ、
思わず、あからさまに失笑してしまいました。(ごっつい失礼なヤツですな)
♪田舎のバスは♪ [たまごのつれづれ]
バス停で待っていると、
観光客らしき家族連れがやってきて、
♪いっなかーのバスはーオンボロぐるまー♪
と歌いだした。
「だらずこけ!田舎のバスをだらずにすっでないぞ!」
と怒鳴りつけるべきところ、つい
「うーん、この歌は三木鶏郎の作詞・作曲ではなかったか・・・」
などと考えてしまい、機を逸してしまった。
しかし、たしかにHバスはオンボロなのである。
DJ運転手、受難の季節。 [たまごのつれづれ]
HバスのDJ運転手・O氏は
今日も車内安全徹底に余念がない。
「♪ピンポーン♪次は○○前です」
停留所を案内する録音音声を流す以外は、
走行中、ずっと車内安全について乗客に語り続ける。
そんなO氏にとって、
帰省客と観光客で人口の膨れ上がるこの時季は、
少々、いつもと勝手が違うらしい。
郵便物を取り戻す! [たまごのつれづれ]
「おおっ!戻ってきたか、よしよし」。
帰宅すると、郵便物の不在通知が。
タマゴ、先日、郵便物の取り戻し請求といふのをしたばかり。
それた戻ってきたようです。
取り戻し請求、はじめての経験でした。
幸いにも、配達記録で郵送していたので、追跡も容易でした。
取り戻し請求票を書いて、550円支払っただけで済みました。
しかし、なぜ、取り戻し請求をするハメになったのか。
天罰降下。 [たまごのつれづれ]
「いまに見ろ 必ず下るぞ 天罰が」
昨日の記事の最後に、この自戒の句(辞世、でない)を挿入しようと思いましたが、
それはきっとokkoさんが
「このダラズ!いずれ天罰が下るわ!」
とコメントされるのを予期してのことでした。
しかし、今okkoさんはパソコンから遠ざかっておられる。
そこで、安心して自戒の句を削除したのです。
しかし、お天道様は見てござる。
本日、早々と天罰が下りました。